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日本人的謙遜

8月8日

どこに行くのかまだ決まっていないのですが、
とりあえずティトーとリキシャに乗りました。

その時にティトーが
「お前は本当に良いカルマ(業、行い)を持っているよ。
 なぜなら俺と出会えたからな。」
 と真面目な顔で言っていました。

 この発言、日本人だったらしないだろうな。
 言ったとしても、半分冗談で笑いながらでしょう。

この発言から、この前大学で受けた講義を思い出しました。

「このクラスの中で自分のテストの順位は何位だと思うか、
というアンケートに事前に回答してもらってから、
テストを実施する」という実験をある心理学者が行いました。

欧米でこの実験を行った結果、
実際の順位よりも高い順位を回答する傾向にあり、
人間は実際よりも自分の能力を高く見積もる傾向にある、
とこの心理学者は結論づけました。

しかし、この実験を日本で行うと
真逆の結果が出てびっくりしたそうです。

この実験では、
日本人は自分の能力を実際よりも低く見積もる
傾向にある、と結論づけていました。

しかし、ボクはそうではなくて、
「自分の能力を実際よりも低く見積もって申告する傾向にある」
だと思いました。

「この中だったら、たぶん一位になれるだろう」
と実際に思ったとしても、日本人は
思ったとおりに申告しない人が
多いのではないかと思います。

日本人は
何かを発言する時に、
自分の思い以上に、
周りとの関係性を意識している気がします。
周りの人が自分の発言をどう捉えるのか、
ということを意識し、
角の立つ発言は避ける傾向にあると思います。

ボクのアメリカ人の友人はこの
日本人の気遣いを褒めて
こんなたとえ話をしていました。

「適当に人数を集めて野球をやるとする。
アメリカでは、
その場にいる全員がやりたいポジションを強く主張する
ので、ポジション決めでメチャクチャもめる。
しかし、日本では
お互いが気を遣い合うので、
すぐポジションが決まる。」

確かに、
草野球のポジションはすぐ決まる気がします。

ボクの友人は日本人のこの性質を褒めていましたが、
良し悪しだな、と思います。

意見の衝突は少ないかもしれませんが、
自分の意見を主張しないことにより
自分の内側にストレスを溜めてしまっていたり
適正なポジションに
つけていなかったりしていると思います。


さっきの野球の例で言うと
「本当はピッチャーをやりたかったけど、
流れで言い出せなかった。」という場合。
自分もストレスが溜まるし
チームにとっても
その人がやった方が良かったかもしれません。


アメリカ式
日本式
どちらがいいというわけではありませんが、

上手な意見の衝突のさせ方、
上手な自己主張の仕方、
があると思うので、
そういうものを身につけたいものです。

とりあえずティトーは思ったことをバンバン言います。
日本人的謙遜、みたいなものとは無縁です。


自分が育った環境と違う
環境に触れることによって、
今までの環境を少し客観的に
見ることができるようになると思いました。
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プロフィール

すみとも

Author:すみとも
すみともです!
北海道大学文学部宗教学インド哲学講座4年生です。
2018年8月7日~9月26日までインドにいます。

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